引っ越しを繰り返し終の住処にたどり着くまで

そろそろ人生も住まいも終盤に向けて考える年齢になりました。

私の場合は結婚して以来5回住み替えをしてきました。最初は新婚で入った小さな都会のアパート。

子供が生れてもう少し広いアパートに引っ越し、その後子育てに適した環境を求めて郊外のマンションを購入し、それから数年してもうワンランク上のマンションに買い替えました。

そこで子育ても卒業しいよいよ次のステップを考えなくてはと思うようになりました。

その時住んでいた場所は交通の便も良く環境もとても良いところでしたが、次はもっと自然を身近に感じられる場所に住みたいと思い、地方へ引っ越すことにしました。

折角自然豊かな暮らしをするならと今度はマンションではつまらないので一戸建てを探したのですが、地方といえどもさすがに新築の家を求めることはできませんので中古の家を買うことにしました。

今まで新築の家にしか住んだことがなかったのでいろいろ不満はありましたが、それに引き換えても有り余るほどの豊かな自然とその恵みを満喫することのできる毎日は本当に豊かで幸せだと思っています。

でも地方の田舎での暮らしは不便もたくさんあります。病院やスーパーや、そして美容院に行くにも車が必要です。まして運転のできない私は夫なしではどこにも行けません。

そう思うとこれから年齢を重ねていって、果たしてこの暮らしがいつまで続けられるのか不安もあります。

引っ越してきた当初はここが「終の住処」なのかと思っていました。

でも最近はそれは違うかもとも考えています。

今の暮らしには十分に満足していますが、もしかしたらまた新しいところに引っ越すこともあるかもと考えると私は不安よりむしろ楽しみという気持ちの方が大きいかもしれません。

どこが「終の住処」になるのかはわかりませんが、いつかその時私が暮らしている場所が、私にとっての「終の住処」となることだけは確かなようです。